ブックレビュー ベストパートナーになるために
この本、目から鱗が落ちたところがいっぱいでしたか、強く思ったのは、
こういう男性と女性の思考回路のちがいと特性って、特に私たち女性は、もっとしっかりと知っておいて、
家でも、そして、ビジネスでも役立てたほうがいい!ってこと。
その最たるものは、私たち女性は、もっともっと自分の望みを「あーしたい、こーしたい!」と、間接的ではなく、むしろダイレクトにストレート口に出して表明しなきゃいけない。
というか、むしろ、ストレートに「こうしたい!こうしてほしい!」って言った方が、実は、思い通りになるってこと!! これ、多くの女性が大きく誤解しています!
「私はこんなに忙しくて子供をお迎えに行く時間がないの」「買い物に行く時間がないんだけど、あなた時間ある?」
ついこんな風に、やってほしい理由をくどくど言ったり、断られるのが怖いから遠回しな言い方をしちゃうけど、そうではなく
「迎えに行ってほしいな!」「買い物してきてほしいな!」
これだけ言ったら沈黙!
実はこれが男性を動かすいちばん効果的な方法だってこと!なかなか思いつかないですよね!!(あ、もちろんやってくれたら最大限感謝するのは必須!)
男性は愛する女性の頼みは叶えてあげたいもの。だからダイレクトに、それ「だけ」言うのがコツなんですね!
ついつい、問題だけ指摘して、相手がこちらの望みを察知してくれることを期待したり、
自分がいかに大変なのかを、くどくどと主張してしまう。
これって実は、まーーーったく逆効果だってことは、衝撃でした!!
実際、わたしも夫にやってみたんですよ。ストレートに伝えてみるってこと。
そしたら、効果テキメン!希望だけハッキリ伝えて、それに対してブツブツ言ってもしらーんぷりして沈黙。
勝手に納得してくれて、気がついたらやってくれていました!
こちらの実践本「サレンダードワイフ 賢い女は男を立てる」の方にも書いてあるんですが、
なぜ妻が「運転手ではなくVIPになる」のがいいのか、
それに、甘え上手な女性の方がうまくいくのか、めちゃ腹落ちしました!
そして、もうひとつ、相手にYesかNoを選択できる余地を残すこと。
もしNoでもあっさり受け入れてあげる。すると、次は絶対に叶えてあげようという心理が働く
これもなるほど!です。
そしてそして、さらに、強ーーく思ったのが、女性は希望をはっきり言わないばかりか、なんとなく先読みして雰囲気が悪いと引っ込めたり、あきらめたりしちゃうってこと!!
そして、小さな不満をどんどん溜め込んでしまう。当然男性はそのことにもこちらの希望にも気づかない。
この小さなことの積み重ねが、女性の望みが叶えられない不利な構図を、家庭でも社会でもちょっとずつ作り出してしまう理由かもしれない!!ってハッとしました!!
本文を貼っときますー!
まず第一に、女性ははじめから根本的な考え違いをしている。 彼女たちは、自分から積極的に相手に向かって愛情や思いやりある行動を示すように求める必要はないと考えている。 なぜなら、女性は本来、直観的に相手のそういった要求を感じとることができ、相手が黙っていても全力をあげてそれに応えてあげようとするからだ。当然、男性も自分たちと同じであると思い込んでいる。
あなたが頼んだことに、彼が必ず拒否してくるとはじめからわかっているような時には、それに反発せずに「そう、仕方がないわね。いいわよ」というような答えを用意しておくべきなのだ。
さらに彼に合わせた答え方をしようと思えば「そうね。いいわ。私が行くから」と、よりさり気なく、ごく当然のような顔をしてこれに応じる。
こういう反応が彼の心をなごませ、あなたの愛情を感じさせるのである。そうなった時に、彼はあなたからの無理な要求に対しても「YES」と答えてあげたくなるものだ。
女性は、自分が相手に要求する前から、すでに直観的にその答えを予感する傾向がある。もし、彼が自分の要求に対して抵抗を示すだろうと感じ取れば、もうその段階であえて要求しようとはしなくなる。そればかりか勝手に拒絶されたと思い込み、精神的に不安定な状態に陥ってしまったりするのだ。
もちろん、彼には何が起こったのか、わけがわからない。すべては、彼女の頭の中だけで展開していく〝ひとり芝居なのである。
そう!小さなことでも、「あーしたい!こーしてほしい!」って言葉に出して言うこと!
私たち女性は、自分の希望を、はっきり、ストレートに言っていいんだ!飲み込んではいけない!!って、決意を新たにしましたー!!
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