書籍 2020.11.15

ブックレビュー　言語化力　言葉にできれば人生は変わる

どんなに頭が良くて知識があって、素晴らしいことを考えていても、自分の想いは自分の言葉で表現しない限り、誰にも伝わらない！！

最近、心底そう感じていた本質的なことを、この本は、刺さる言葉で見事に言語化してくれていました。

なるほど！と思った箇所がこれ！

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「戦略」とは、「戦いを略す」と書く。すなわち戦略とは「戦わないで勝つ方法」のことなのだ。相手の得意分野や、自分が苦手なルールでは決して戦わない。もっと言えば敵がいない場所、戦わなくてもいい道を探る。戦いに勝つ努力をするのではなく、努力しないで勝つやり方を考える。これこそが「戦略」という言葉の本当の意味だ。
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そして、戦略とは「努力しないための努力」なのだと明確に意識した。
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この本、言ってることは決して新しくはないです。でも切り口や使う言葉がキャッチーで入ってきやすい！

しかも、全ての人は唯一無二の存在であり、伝える言葉には必ず価値がある！という根本的なベースがあって、読んでて勇気をもらえます！

他にも響いたところはこちら。

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１　誰もが「伝える価値」を持つ時代になった
２　言葉こそが最強の問題解決の手段──未来を作ることは、数字やテクノロジーだけではできないし、人間関係を改善するのは言葉でしかない
３　「言葉」を駆使すれば、闘わないで勝てる
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生まれ出てくる自分の言葉、本当の言葉には必ず意味がある。昔の偉人の言葉を借りるならば、「あなたじゃない誰かは、そこにはいなかったんだ。何かを言える権利があるのは、その場にいることができた人たちだけです」
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日本に１億２０００万人の人間がいるとしたら、全員が違う人生、違う世界を生きている。よって「自分の言葉」を持っていない人はいないし、言葉を発する必要がない人間などいない。それだけは知っておいてほしい
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「LIFE is Contents」 ──この言葉を覚えておくと、いろいろなシーンで気が楽になるからオススメ
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文字通り、人生に起きるあらゆる出来事は、成功も失敗も何もかもコンテンツ、すなわちネタにすることができるということだ。それなりに一生懸命に生きていれば、辛い体験、ピンチだってあるだろう。だが、そんな苦境も、言葉が認識を変えてくれる。人生に起きるあらゆる出来事を言葉で語ることで、コンテンツにしてしまえば、前向きに捉えられるようになる。
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著者の三浦さん、小学校五年生の時に家が破産したそうです。それまでの豪華な家からアパートに引っ越した。
それを、裕福な子供らが通う学校で、友達たちにネタとして披露したそう！小学生でその悟りはすごい！
でも、確かにネタだと思うとなんでも気が楽になります。

私も「LIFE is Contents」で、なんでもネタにしていくぞ！
戦わないで済む方法を、言語化力を磨いて使って考えて、そして実践していくぞ！って意欲が湧きます。

さらに、人生の捉え方、人との交渉について、言語化力の観点でとても本質的なことを書いてはります。

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あなたの人生に意味を与えるのは数字でも、金額でもなく、「言葉」だ。幸せとは何か。生きるとは何か。いずれも自分の言葉で定義しなければ、本当にそれを手に入れることなどできない。あなたの人生、あなたの幸福について、その言葉を因数分解してみてほしい。本当に研ぎ澄ました、あなたがあなたの人生を頑張るためのシンプルな理由を言葉にすることができたら、きっとあなたは今のあなたが考えている限界を簡単に超えていける。
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双方の事情は異なっていても、「相手の未来」と「自分の未来」が重なる部分は絶対にある。交渉とは「俺にはこれが必要だけど、お前には何が必要なの？」「そして、お前の譲れない部分はどこなの？」ということをすり合わせて、重なる部分を探していくこと。考えをすり合わせて、お互いにとっていい未来に向かっていく、というイメージが持てればうまくいくはずである
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「妥協」には折れること、負けることというイメージがある。しかし、関係者全員のメリットになるような鮮やかな妥協ができたとき、それは「負け」ではない。全員にとっての勝利になる

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すべての人が、自分の言葉を発する価値がある、と繰り返し繰り返し伝えてくれるのが、とても優しくて印象的でした。

言葉は魔法❣️
言葉で人生はいくらでも変えられる！
そういう確信を持てます！

R25に記事も貼っときます(^^)
●「“インパクトのある言葉”を使えば、結果は変えられる」GO三浦が語る、強い意見のつくり方

●ほとんどの人は交渉が下手すぎる。僕が交渉のときに意識するのは「鮮やかな妥協」だ

●リーダーは「桃太郎」のようなビジョンを掲げよ。部下を動かすには“3つの言葉”が必要だ

よければこちらも！
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