映画 ファーストマン

おススメ映画 First man

見てきました!ファーストマン!

夫が、SFやら(あ、サイエンスフィクションのほうね)、宇宙もの、とくにスペースシャトルとか大好きなので、どうしても見たいと。
たぶん暗い映画だけどねー、というので、あんまり乗り気ではなかった私は、大して期待せず行きました。…が、見てよかったですーー!!

実際にあった話を再現しているので、話を知っている夫はめちゃくちゃ良かったーと大満足!

ですが、ほとんど話を知らない私にとっても、かなりのめり込みました。面白い、けど、そんな陳腐な言葉では表現できない衝撃。すさまじかった、身につまされた、というのが正しいかな。

とにかく、「こ、これが事実だったのか!!」という衝撃は、今から考えられない時代に月に行こうとしていたという事実。

「月に行ってみたいわー。宇宙はロマンだよね♪」なんて軽口、もう叩く気は一切なくなりましたわ。

だって、コンピュータもない時代ですよ!ロケットなんて、振動だけでもつバラバラになりそうな建てつけ!
その臨場感が半端ないのは、終始、視点も視野もほとんど宇宙飛行士目線。
あの時代、宇宙に打ち上げられること自体が、自分の命にとってどういう意味を持つか。。。本当に身につまされます。家族にとっても辛い、辛すぎる。

人類の歴史を変えた偉大な宇宙飛行士となったニール・アームストロング。人類の歴史を変えた偉大な人、ということ以外、ひととなりは知らなかったけど、実は静かな人で多くを語らなかった彼の人生と家族の物語。

そうだ、実は先日、レディ・ガガの「アリー」を見に行って、2日くらい落ち込んでたんです。いい映画だし、歌もめちゃよかった。感動もしたんだけど、どうも後味が悪かった。希望がなかったからだと悟りました。

それに比べると、このファーストマンは、身につまされる苦しい映画なんだけど、不思議と後味はいい。
人間の使命って、未知への挑戦って、やっぱり偉大で素晴らしいって、奥深い希望を感じるからだろうか。

しかし、ライアン・ゴズリングって、なんでこう影のあるような哀愁漂う役が似合うんでしょうね。ブレードランナーといい、ラ・ラ・ランドといい、実際にいたら煮え切らない感じでイラッとしそうだけど、なんか不思議と憎めない魅力のある俳優さんです。あ、単に好みなだけ?(^^)。

この記事が良かったのでリンク貼っときまーす!

映画『ファースト・マン』が描く、アポロ11号の真実の姿