親不孝介護 距離を取るからうまくいく

こちらの本、親の介護をする人を救う本です!!親の介護の当事者になる前に、ぜひ読むことをおすすめしたい!

親不孝介護 距離を取るからうまくいく

介護の当事者になると、拒否反応が出るので介護関連の本は辛すぎて読めなくなる、、

…とはいえ、この本なら救われると思うので、辛い人ほど読んで欲しい!「親孝行の呪い」から解き放たれてほしい!切にそう思います。

「母さん、ごめん」の編集者の山中さんが、ご自身のお母さんの介護の詳細を語りつつ、NPO法人「となりのかいご」の川内さんとの対談形式で読みやすい。

「母さん、ごめん。 」「母さん、ごめん2」どちらも読みましたが、これはこれでとても興味深いし、読み始めると止まりません。

母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記

母さん、ごめん。2 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編

認知症がどういう経過をたどるのか、n=1ではありますが、とはいえされどn=1。理系の著者の冷静な観察眼とロジカルな文章はノンフィクションとしてとても引き込まれます。ただし、当事者として読むのはちょっと辛い…。

その点、この「親不孝介護」の本は、当事者に寄り添ってくれる文章なので、読んでいて癒されます。もちろん介護の実態に加え、介護制度全般についてもしっかり書いてあるので、実用本としても価値ありです!

私は義母の介護の当事者になって、初めて関連の本を読み漁っていました。実親ではないからこそ、ダンナよりはまだ俯瞰できる状態だから読むことができたんだと思います。

実親になるとなかなか冷静になれない。なぜなれないのか、その理由がわかります。親子だからこそ陥ってしまう心理状態や感情の動きがしっかり言語化されていて、なるほどと思うことばかりでした。

会社の両立支援セミナーで、親の身体介護の実務は子供はやってはいけない、プロに任せるのがいちばん良い、と言うのは聞いていましたが、

わかっていても、物理的な距離が近ければ近いほど、実親に対してはこれがなかなか難しい。

なぜ子供が親の身体介護をやってはいけないのか、その理由も、日本社会の親孝行の呪いも含めて言語化されていて、ほんとによーくわかります。

山中さんは一人っ子で、母親と300km離れて暮らしている。これは実はラッキーなんです。なぜラッキーなのか?この本を読むとわかります。

印象的なのは、「自分は親の介護の 「経営者」だ、と自覚しよう」ということ。経営者として、ケアマネという親の介護の執行役員を雇うってことなんです。

経営者として、家族にとって何が全体最適なのかを考えることが重要なのであって、子供の自分が実務者になるのは誰の幸せにもならないんですよね。

そして、介護を通して人は何を学ぶのか、についても考えさせられます。

自分の評価軸=自分の幸福観を見つけ出せば、介護も仕事も回り出す。 親の介護は、「何が自分の幸せか」を考える、何よりの機会になる

「親の介護は自分の生き方を考えるチャンスかも?」この章は、コーチングやらキャリアコンサルにも共通する役立つ内容です。自分の幸せとは何か、人それぞれの幸せとは何か。死や老いをどういうふうに受け止めたいか、周りの人たちとどういう関係でいたいのか、考えさせられます。

人間関係の根本である家族。介護も含めて、穏やかで幸せな家族、幸せな人生を生きるための実践コーチング「次世代ファミリーコーチング」もおすすめです。

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