登山靴は足のホールド感が大事!

先日、登山靴を買いに行った話。

去年の秋に上高地に行った最終日に、登山靴の底が足先からめくれてしまったので廃棄したんです。足先の底がペコペコ開いて、とても歩きづらいわ、カッコ悪いわで、なんともみすぼらしい帰り道でした😅

なかなか買いに行けなかったのですが、たまたまの通り道だったので、エイッとグランフロント北館の好日山荘へ。

そこまでハードな登山はしないけど、野鳥撮影用の機材を背負って山道を歩くのは、足にはけっこうな負担。だから、ちゃんと登山靴で行くし、登山靴選びは必ず店員さんと相談するって決めている。

今回は、細身の職人ぽいおっちゃんの店員さんに足を見てもらって私に合いそうなものを持ってきてもらう。

サイズのわりに横幅が広いんですよねー、と私が言うと、素足を見て、この靴下履いてー、これに足乗せてーと言いながら少し測って、いやいやそんなことないよ、細いほうやからぴったり横をホールドしてくれるものでないと、下り道で足が前にズレるよ、と。

そう言いながら、奥から持ってきてくれはった靴を履いてみると確かにぴったり!

登山靴売り場に置いてある、三段くらいの階段と坂道が着いた台を指差し、これ履いて、上って下り坂で降りたり、坂の途中で止まったりしてみてーと。

ほぉ〜登って下り降りてみるとなかなかよいホールド感。

ちなみにこれとかは?と近くにあった派手目のデザインの靴を指差す。
「あ、履いてみていいですよ、片方ずつ履いて比べてみてください」

と言うので、片方だけそれに履き替えてまた階段を上がり、坂道を降りてみる、

あ、こっちの派手目のやつは確かに足が前にズレるわー!なんと、おっちゃんの見立てはかなり正しい!

で、そのおっちゃん曰く、この中敷きを入れるとさらにいいよ、と、かなーりぶ厚い機能的そうな中敷きを持ってきて、入れてくれる。片方だけ入れるからまた歩いて比べてみてーと。

ひゃー!中敷き入れたほうは、特に土踏まずのあたりを足全体すっぽりいい感じで包み込まれるようなホールド感!!下り坂でもしっかり安定してて心地よい!

その中敷き、値段をみると5200円!いいお値段!高いけどその価値あるよと。メーカーもこんなペラペラなんじゃなくて、もっといい中敷き入れてくれたらええねんけどね〜そこにはお金かけへんのよ、と苦笑いするおっちゃん。

そのおっちゃん、普通の靴や長距離乗る自転車用の靴にもその中敷きを入れているらしい。疲れ方が全然ちゃうらしい。でもよくわかるー。これ入れて履いたら、もうペラペラの中敷きには戻れないわ!!

というわけで、中敷きごとその登山靴を購入!
下り坂で足が前に行かないように、足を包み込むようにホールドするような靴がよいってことと、それには中敷きもかなり大事だということは、大発見でした!

写真は、買ったのとは色違いだけど。

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